フジモクブログ

静岡県富士市にある富士木材株式会社(愛称:フジモク)です。日々起きている他愛ない出来事や、新商品のご紹介など情報発信しています。

ダンボールの豆知識②~形状や材質のおはなし~

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みなさん、こんにちは!

フジモクネットショップのマスコットキャラクター ダンちゃんのダンボール講座!

 

今日はダンボールの形状や材質についてお話します。

ダンボールの形ってどんなものがあるかみなさんは知っていますか??

ダンボールの形は色々な種類がありますので、今日は代表的な形状をご紹介☆

 

  • A式(みかん箱タイプ)

ダンボールといえばこの形。

ザ・ダンボール!

長所:汎用的に使われる形式であり、製造コスト安!

短所:上下にてテープ止めの為、複数回使用に不向き。

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  • C式(お弁当箱タイプ)

身箱と蓋箱の構成。身箱に蓋箱を被せて使用します。その姿まさにお弁当箱!

長所:贈答用ギフトケースに人気。複数回使用向き。

短所:底面が1枚の為、比較的重量物梱包には不向き。

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  • たとう式(ヤッコタイプ)

組み立て前は奴凧の形をしたダンボール。

長所:みかん箱タイプでは対応できない薄く平らな製品を梱包できる。

(本・CD・額縁など)

短所:天面をテープ等で封をするため、複数回使用に不向き。

 

 

  • B式(キャラメル箱タイプ)

アメリカンロック!

長所:フラップを差込んで組立てる構造。テープ止めの必要がなく組立て時間も短い。

短所:比較的重量物梱包には不向き。抜型代のイニシャルコストがかかる。

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ダンボールってホント色々な形がありますね~

長所・短所がありますので、使い方や中にいれる物でうまく使い分けて使用したいですね!

 

 

お次はダンボールの材質についてです。

弊社HP 

http://www.ipac-fujimoku.co.jp/bsns/dan.html 

にも載っていますK5/AF等の表記が材質、

ダンボールを横から見て波の部分を【中芯】

波の部分(中芯)を挟んでいる板がライナといい、 ライナ(波の部分を挟んでいる板)には種類があり、C5からK7まであります。

 

Kライナ⇒クラフトライナ(Kraft liner)のK

Cライナ⇒ジュートライナ(Jute liner)のC

 

Cライナ(ジュートライナ)は古紙含有率は90%以上で材質が弱く、Kライナ(クラフトライナ)は、古紙含有率は50%以上で材質が強いのが特徴になります。

 

弱←                     →強

C5(平米160g程度)C6K5K6K7(平米280g程度)

 

波の部分(中芯)にも実は強弱があるんです!!

この波の部分(中芯)は古紙が原材料となっています。

一般的には120gの原紙を使用することが多く、弊社でも120gを使用している製品が多く、ダンボールの強度を増やすため160gを使用したり、さらに強くするため180gを使用します。

 

 

弱←               →強

120g160g180g<強化180g<強化200g

 

それから、厚み(フルート)です。

一般的なダンボールはAFが多いようですね。

 

AF→5mm厚 一般的な厚み!

BF→3mm厚 印刷のノリが良く化粧箱等に多い厚み!

WF→8mm厚 重量物梱包に最適な厚み!

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今までのをまとめると・・・

ライナはK5、厚みはAFダンボールの場合は

K5/AFと表記されるわけです!

(フジモクネットショップのダンボールのページには必ず記載されています)

 

今日はダンボールの形状や材質のお話をしました。

ダンボールって意外と奥が深いですね!

 

「こんな商品にぴったりなダンボールはどれかしら?」

「もっとダンボールについて教えてほしい」

 

そんな方は、お電話ください。

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