フジモクブログ

静岡県富士市にある富士木材株式会社(愛称:フジモク)です。日々起きている他愛ない出来事や、新商品のご紹介など情報発信しています。

新人Kの研修日誌~ダンボール工場編~

こんにちは。

フジモクネットショップ、新入社員のKです。

 

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。

入社にて半年がたちました。

今回より僕が研修期間で学んだこと、体験したことを皆さんにお話できたらと思い、ブログを書かせていただきます。

今回は(ダンボール編)です。

ちなみに僕はこの会社に入るまで、段ボールの「だ」の字も、木材の「も」の字も知りませんでした! そんな僕が疑問に思っていたことを、体験を交えてお伝えします。

 

 

①段ボールって、どうやってできるの?

大きな流れとして、

A シートを作っている会社からダンボールシートを購入し、機械にセット

B シートに文字や絵を入れる

C シートをカットする

D 折り曲げ用の「けい線」を入れる

E いらない部分を打ち抜く(上から機械でシートを押して、くずを取り除く)

F 糊をつけて、くっつける

G ひもで結び、ラップを巻いてまとめるです。

1つの段ボールでも、様々な工程を経て出来上がります。

 

②ぜんぶ自動で、機械がつくっているの?

FFG(フレキソフォルダーグルア)と呼ばれる大きな機械が、AからGまでの工程を行うことができますが、すべて自動ではありません。お客様によって、印刷する位置も、カットする大きさも違うので、そのたびに刃の位置を変えたり、機械の設定を手動で変えたりしています。また手作業でないと出来ない工程もあり、「アームステッチ」と呼ばれる、金属製の釘を接合部分に打ち付ける場合は、作業員がシートを持ち上げて打ち付けます。

 

③どんな大きさでも、つくれるの?

機械によって、シートをカットできる大きさ、印刷できる範囲も違います。そのため、「この機械で出来ないなら、こっちの機械を代わりに使おう」と考えるようになります。例えば、FFGではカットできない大きさのシートには、サンプルカッターと呼ばれる大型のカット機を代わりに使う、ということもあります。

 

④段ボールのよいところって?

一番のよいところは、なんといっても「頑丈で軽い」ことです。特にフジモクでは、「強化段ボール」と呼ばれる特殊な段ボールがあり、通常の段ボールよりも厚みが出るように作られているため、とても頑丈です。この性質を生かし、段ボールは商品を運ぶ以外の様々な用途でも使われています。

 

⑤箱型以外の段ボールもあるの?

 段ボール=物を包む、だけではありません。時には机になったり、椅子になったり、本棚になったり、的あてゲームになったり…。アイデアと設計図次第で、いろいろな形に変身します。フジモクでは、段ボールに秘められた無限の可能性を探し続けています。

 

 

研修中はとにかく驚きと感動の連続!段ボールの奥深さを実感し、段ボールに対する見方が変わりました。今後も体験したことを随時紹介していきますので、是非ご覧ください。

 

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